必見!おすすめ通信講座スクールBEST5
代表的な公認会計士の予備校の中からおすすめの通信講座をピックアップ。学習方法や受講料金などで比較ランキング形式で紹介しています。
公認会計士の最短合格:オススメ通信講座BEST5
仕事を持つ社会人やダブルスクールで忙しい学生が難関の公認会計士試験合格を目指す場合は通信講座が最適です。
時間に縛られることなく自分のペースで学習を進められるので両立がしやすいからです。そこで当サイトで紹介しているスクールの通信講座のコースを学習方法や講師、料金などで比較表にまとめました。
ここでは初学者でも学べる代表的なコースをピックアップして受講料金の安い順に掲載しています。
通信講座スクール | 受講料金 |
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クレアール 公式サイトはこちら |
432,000円※期間限定価格 (2年スタンダード合格コース) |
LEC 公式サイトはこちら |
539,000円 (短答合格コース+論文合格コース) |
東京CPA 公式サイトはこちら |
588,000円 (1年速習コース(短答2回対応) ) |
TAC 公式サイトはこちら |
770,000円 (2年S本科生 簿記初学者レベル) |
資格の大原 公式サイトはこちら |
774,000円 (1.5年オータム初学者合格コース) |
1位 クレアール
独自の非常識合格法とマルチデバイス対応のVラーニングシステムで短期合格を目指す
比較項目 | 概要 |
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受講料金 | 【2年スタンダード合格コース】 Web通信 432,000円(期間限定価格 通常は540,000円) |
学習方法 | ・独自の非常識合格法による重要論点絞り込みで効率的に短期合格を目指せる ・マルチデバイス対応のVラーニングシステム導入で効果的な予習・復習 ・質問は電話やメール、スカイプなどで対応しており予約不要で回数無制限 |
講師 | ・業界でも著名な講師陣が揃う ・非常識合格法の考案者で著書は累計5万部超の石井和人講師 ・公認会計士試験委員という経歴を持つ堀江正之講師 ※公認会計士試験委員…テストを作る立場の人 |
公式サイトの見どころ |
リアルな合格体験記に注目!短期一発合格者や苦労された社会人による「通信講座のメリット」「合格に有効だった勉強方法」「合格するためのポイント」「非常識合格法の所感」「勉強の力の入れどころ」など複数のアドバイスを詳細に掲載しています。 内容はインタビュー動画を文字に起こしたもので、元の動画を見ることも可能。これらのリアルで臨場感あふれる力強いアドバイスは、今後、公認会計士試験の合格を「通信講座」で目指す人たちにとって、必ず参考になるはずです。 |
クレアールの口コミ | ・教材にムダがなく、必要な内容をすべてカバーしつつよくまとまっている。メールでの質問が24時間できるのも助かる ・コストパフォーマンスが高い。短期で受講できるため忙しい社会人にはありがたい ・スタッフと気軽に話せる。実務家の講師による現場の話を聞いてモチベーションが高められた |
総評 | クレアールの象徴と言える非常識合格法は公認会計士試験合格のために必要のない部分を排除した勉強法です。忙しくて学習時間が限られる受験生にとっては無駄がなく効率的な勉強ができるので合格への近道と言えます。 |
クレアール
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電話で受講について
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2位 LEC
メディアをえらべ、短答式と論文式を分けることで受験生の学習負担と費用負担の軽減を実現
比較項目 | 概要 |
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受講料金 | 2020年短答合格コース<秋生>【通信】+2020年論文合格コース【通信】 通信Web動画・音声DL・スマホ 264,000円+275,000円=539,000円 |
学習方法 | ・短答式と論文式を分けて学習負担を軽減 ・受講料も分けて負担すればよいので無駄がない ・Web動画はスマホにも対応し移動中も受講可能 |
講師 | ・入門講師と上級講師が分けられている ・初期段階をサポートする入門講師は担任制で勉強のやり方も指導 ・上級講師は科目ごとの専門講師で格対策としての知識やノウハウを提供 |
公式サイトの見どころ |
「LECが選ばれる理由」というタイトルでカリキュラムから価格設定、答練・模試の的中確率までスクールの特徴がわかりやすく解説されています。特に新試験制度に合わせた短答式と論文式に分けたカリキュラムは要チェックです。 またコースの案内も初級者向けと学習向けが明確に分けられており、担当講師による実際の講座を動画で視聴できるので、雰囲気や講義内容が自分と合っているのかどうかがわかり選択に迷わないように工夫されています。 |
LECの口コミ | ・基礎的なことをしっかり勉強できるので試験傾向に合っている ・教材が、簿記の知識が全くない人にとってもわかりやすい ・教材の情報量が豊富。重要度ランキングがあるので選びやすい |
総評 | 現行の公認会計士試験制度に即した短答式と論文式を分けたカリキュラムは合理性を重視している受験生には最適です。公認会計士試験は出題範囲が広いことが知られていますが、この方式に従うとやるべきことが明確になります。 |
3位 東京CPA
理解重視の圧縮講義とテキストで得点力アップを目指しマンツーマンサポートで安心
比較項目 | 概要 |
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受講料金 | 【通信】1年速習コース(短答2回対応) WEB通信 588,000円 |
学習方法 | ・短答式対策として圧縮講義で得点力アップ ・論文式対策は理解重視で得点力アップ ・通信講座でもマンツーマンサポートあり |
講師 | ・40年以上の超ベテランから短期合格した若手まで幅広い人材 ・個別に策定された学習スケジュールで専任講師が答練を添削 ・すべての講師が公認会計士合格者で常に受講生と向き合う指導 |
公式サイトの見どころ |
東京CPAは昭和43年に開校し、公認会計士資格を専門に指導してきただけあって一般の4.4倍となる合格率の高さが目を引きます。公式サイトでは初学者向け、経験者向けにカリキュラムや各種制度が詳細に説明されています。 また合格者の声のコーナーでは在学中合格、女性合格者、男性合格者、社会人で合格、通信で合格など体験談が細かく分類されているため自分と同じ環境の人がどのように合格達成したのかがわかり大変参考になります。 |
東京CPAの口コミ | ・わからないところを講師にすぐに質問できたため一発合格できた ・基本的な考え方がていねいに説明されるので丸暗記に頼らずに済む ・これまでの考えが根底から変わるくらい教材の内容が濃い |
総評 | 長年ずっと公認会計士資格のための指導のみ行ってきたという安心感があります。マンモススクールにあるような画一的なカリキュラムではなく受講生に向けた個別フォローがあるので無理なく合格まで導いてもらえるでしょう。 |
東京CPA
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4位 TAC
短答式と論文式を同時進行するカリキュラムで、通信メディア活用で通学生との差がない
比較項目 | 概要 |
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受講料金 | 【2年S本科生】<簿記A(初学者)レベル> 770,000円(Web通信講座) |
学習方法 | ・短答式と論文式を同時進行で一括合格を狙う ・通信メディア活用で質問を受け通学生と変わらない対応 ・学習フォロー制度が充実し合格後の就職までサポート |
講師 | ・合格者講師主義を採用し会計のプロが講師を担当 ・経験豊富な講師が揃っており実務に即した出題にも対応 ・悩みや不安など知識以外のこともしっかりサポート |
公式サイトの見どころ |
TACでの受講を検討中の一般向けサイトと、すでに受講生となっている人専用のサイトを明確に分けており、受講生専用サイトでは成績表や学習スケジュール管理表、教室情報検索などはログインが必要になります。 一般向けサイトは受講コースの案内の他に、在学中や社会人などタイプ別合格者の声を多数紹介。また受講前のガイダンスから受講中の相談、年間を通じた就職フォローまできめ細やかなサポート体制がわかりやすく解説されています。 |
TACの口コミ | ・試験の直前には音声抗議を受講できるため効率よく勉強できる ・基礎から応用までムリなくレベルアップしていける ・講座は何度でも見られるため繰り返し勉強できるのが最大のポイント |
総評 | 短期コースも用意されていますが全体的には1.5~2年の比較的長めのコースが主流となっており、短答式と論文式を同時進行させることで一括合格を可能にしています。学習フォローや就職サポートが充実している点も注目できます。 |
5位 資格の大原
毎年改訂されるオリジナル教材を採用し試験と就職対策が1つになったカリキュラムを提供
比較項目 | 概要 |
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受講料金 | 【1.5年オータム初学者合格コース】(DVD通信) 774,000円(簿記初心者) |
学習方法 | ・最新の試験傾向を分析し講師が毎年教材を改訂 ・試験と就職対策がひとつになったカリキュラム ・教室での授業と同時期に視聴できるWeb講座 |
講師 | ・公認会計士講座担当講師のほとんどが常勤体制 ・通信講座でも専任講師が受講生をサポート ・試験委員と同じ視点で受験指導を行いテキストに反映 |
公式サイトの見どころ |
資格の大原という名の通り、公認会計士や税理士を始めとする会計系からビジネス系、情報・クリエイター系、ブライダル・ビューティ系などすべての資格を網羅する勢いの専門学校や講座の案内があります。 公認会計士の通信講座にはDVD講座とWeb講座がありますが、Web講座は公式サイト上から無料体験することが可能になっています。また10年間の公認会計士の合格実績を公開しているので実績を重視する人は要チェックです。 |
資格の大原の口コミ | ・教材に含まれている答練が本番ですぐに役立った。 ・些細な質問でも完全に理解できるまで説明してもらえるので助かる ・重要ポイントが整理され、合格に必要なことだけを効率的に学べる |
総評 | 毎年最新受験データが反映される講師が作成する教材は他のスクールには見られません。資格取得のマンモススクールなので設備やシステムが充実し、通信講座でも教室受講でモチベーション維持ができることも注目できます。 |
資格の大原
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東京水道橋校
公認会計士の通信講座ならクレアールがイチオシ
当サイトは、公認会計士の通信講座ならクレアールをオススメします。
その理由を、3つの特徴から分かりやすく紹介しましょう。
(1)非常識合格法なら短期合格を効率的に目指せる

クレアールの非常識合格法は、合格に必要な点数を取る部分に学習範囲を絞り込んでいるのが大きな特徴。これによって、テキストは他スクールよりも遥かに濃密で、非常に効率的な学習を可能にしています。
さらに、勉強する単元ごとに専門家が抽出した論点を再編成。1人の講師が一貫して指導するため、学習方針にブレがありません。
公認会計士試験は、出題範囲が膨大で網羅的に学習するのは非現実的です。すべてを勉強しようとすると、時間も費用も多くかかってしまいます。
学生でも社会人でも、公認会計士の勉強にフルタイム割けない人にとって、この効率的な勉強法はもっとも適していると言えるでしょう。
合格に必要な範囲だけを徹底学習
新試験制度導入によって増えた試験範囲は、学習範囲の特定を難しくしています。学習範囲が絞れないことで勉強効率が悪くなるため合格から遠ざかるのも当然です。
非常識合格法では満点を取ることを目指す勉強ではなく、全科目で合格ラインをクリアするために、試験に頻出される問題を分析して学習範囲を限定します。試験範囲というのは、どこまで拡大したとしても公認会計士に絶対に必要とされる知識は変わりません。
合格範囲を明確化して徹底学習することで、公認会計士試験の土台を固めながら、効率よく学習をすすめることが合格への一番の近道です。膨大な時間をかけてできない問題を解く力をつけるのではなく、できる問題を増やして差をつける効率的な学習で確実な知識にしていきます。
テキストも合格に必要な範囲だけに絞り超薄を実現
通常、テキストというのは分厚いもので、厚みがあればあるほど知識が詰まっているように感じます。しかし限られた時間の中で、幅広い出題範囲の論点をマスターするのは厳しいのが実情です。
クレアールでは、あらゆる知識をどんどん詰め込むのではなく、試験において重要な論点となる事項だけを絞ってテキストを作っています。そのため、公認会計士試験のテキストとしては異例の薄さになりますが、限りなくミニマムにすることで重要論点に対しての理解力を高め、基本論点をマスターすることが可能です。
テキストにない論点が出たらどうするのか、不安を感じる方もいるかもしれません。しかし問題は基礎に基づいて出題されるので、基本論点をマスターしていれば、知識を応用して解答できます。
記憶のメカニズムに基づいた暗記法で確実な暗記と理解を実現
記憶のメカニズムは暗記力と大きくリンクしています。記憶法には、方法記憶と知識記憶、そして経験記憶の3種類がありますが、この中で成人が得意とするのが経験記憶です。
経験記憶とは、名前の通り自分が過去に経験したことに関連付けたり、体験したことを整理したりすることで記憶をしていく方法です。暗記は頭で覚えることというイメージがありますが、元をたどると、覚えようとして勉強した経験記憶なのです。
非常識合格法では、この経験記憶を最大限に活かせるスピーチを取り入れています。テキスト内容、重要な専門用語の定義、テキストの解答、論点やテーマなどを勉強してきた経験をスピーチすることで正確に記憶にインプットし、確実に暗記をしておけば、難題であっても解答できるようになります。
(2)44年の指導実績と著名な講師が在籍

クレアールは、資格受験の指導で44年という長年の実績を持っています。
豊富な経験から、受講生を合格に導くためのノウハウと、手厚いサポートが受けられます。
さらに講師陣は業界でも著名なメンバーが揃っていて、効率的な学習カリキュラムによる短期合格を可能にしています。
クレアールの公認会計士講座の講師陣を簡潔に紹介しましょう。
- 石井和人講師…
非常識合格法の提唱者であり、その著作が5万部を超えるなどこの分野では抜きん出た存在。 - 堀江正之講師…
元公認会計士試験委員(試験問題を作成する団体)。この業界では異例のこと。 - 五十嵐明彦講師…
日商簿記や公認会計士の試験をすべて一発合格している。著書も多数あり。
(3)積極的にネットを活用した通信講座で料金を抑えている

クレアールは、インターネットを活用した通信講座に対して積極的に取り組んでいます。
DVD講座も用意していますが、基本はインターネットのWeb動画がメインです。必要なテキストもネットからダウンロードできるようになっています。
映像学習は倍速再生や繰り返し再生も自由自在なので、通学で受講するよりも時間を効率的に使えるというメリットがあります。
そして、DVDや製本といったパッケージを省くことで、他スクールに比べても受講料金を安価な設定にしているのが特徴です。
このように、公認会計士試験に合格する仕組みが構築してあるクレアール。数ある通信講座で勉強するスクールの中で、1位とさせていただきました。
クレアール
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電話で受講について
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その他の公認会計士講座
Z会
TACとの役割分担で学習段階に合わせた指導を実施
比較項目 | 概要 |
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受講料金 | 【入門本科・実戦本科】 725,000円(Z会会員価格652,500円) |
学習方法 |
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講師 |
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公式サイトの見どころ |
Z会の公認会計士通信講座は、公認会計士受験指導で定評のあるTACとタッグを組み、より強力なプログラムを提供しています。 1人1人に割り当てられる専用マイページはZ会が管理し、計画的に学習を進めるサポートをしてくれます。合格するための姿勢を整えた後は、TACの講師が実践的な指導を行い合格まで導いてくれるので安心です。他の教材に手を伸ばさなくても十分合格できるため、余計な費用もかかりません。 また専用マイページでは、プログラムが会員の生活リズムに合わせて学習スケジュールを設定してくれます。勿論進捗が遅れてしまった場合でも、再スケジュールは可能です。 |
総評 | 出題傾向や試験委員の専門分野に合わせて毎年改訂されるテキストは、図や表を豊富に使用して初学者にもわかりやすい内容に仕上がっています。合格までの学習サポートだけでなく、合格後の就職まで完全バックアップしてくれるでしょう。 |
FIN
必要な情報が1冊にまとまったAll in ONEテキストでいつでもどこでも勉強できる
比較項目 | 概要 |
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受講料金 | 【短答入門コース】 172,000円(短答試験に特化したコース) |
学習方法 |
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講師 |
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公式サイトの見どころ |
スマホで講義動画や過去問集を閲覧できるので、空いた時間を使って学習できるのが魅力的です。 また、講義動画はSDカードやUSBメモリで自宅に届くため、繰り返し学習したい人も満足できるでしょう。しかもAll in ONEテキストだから、たくさんの資料を机の上に開く必要がありません。さらに日商1級コースや税理士簿財コースからの編入では、講座代金がお得になります。 また、メールで質問をした場合、24時間以内で質問に答えるなど、徹底したサポート体制を作ってくれているのも嬉しいポイントです。 |
総評 | 学習に必要な資料やデータがコンパクトにまとまっており、手軽に持ち運びできますし、モチベーションアップにも繋がります。コース料金は、分割購入制度が利用可能です。ローンとは異なり、少しずつ教材を買い進めるシステムなので、金銭的負担も少なくて済むでしょう。 |
通信講座で合格するために必要なことやコツ
公認会計士試験に通信講座で合格するために必要なことやコツを見ていきましょう。
学習スケジュールを管理する
通信講座で合格するために第1に必要なのは、学習スケジュールの管理です。
通信講座は自分のペースに合わせ、無理なく学習できるのがメリットです。しかしその一方、学習スケジュールは自分で管理しなくてはなりません。特に公認会計士試験は学習量が多いため、学習スケジュールの管理は重要な課題です。
カレンダーに講義や模試などの日程を手書きで書き込んでいくのも良いでしょう。また、パソコンやスマホで使用できる学習管理アプリを利用するのもおすすめです。
通信講座のカリキュラムから遅れてしまうと、取り戻すのは大変です。学習スケジュールをしっかりと管理して、カリキュラムから遅れないよう心がけましょう。
学習記録をつける
学習スケジュールを管理することととあわせて、学習記録をつけることも通信講座での学習には重要です。予定したスケジュールどおりに学習が進んでいるかを確認の必要があるからです。
その日の学習の最後に、今日は何をどれくらい学習したかを確認し、記録しましょう。記録は予定したスケジュールを照らし合わせ、予定より遅れている場合にはスケジュールの変更も必要です。これらの作業は、手作業でも良いですし、学習管理アプリを使えば比較的手軽に行なえます。
また、その日の学習の進捗をTwitterなどのSNSで発信するのもおすすめです。
通信講座での学習は孤独な作業になりがちです。SNSでの学習記録の発信は、実際に誰かが見てくれるかは別として、
「誰かに見られているかも知れない」と思うことそのものが学習の励みになります。学習の習慣化を工夫する
学習の習慣化を工夫することも、通信講座で合格を目指すためには重要なポイントです。
通信講座は、ノートパソコンやスマホなどの利用により、いつ、どこでも勉強できるのがメリットです。しかしそれだけに、学習が習慣化しにくくなる面があります。学習を習慣化し、学習に向かう際のハードルを下げる工夫が必要になってきます。
学習の習慣化におすすめなのは、決まった時間に決まった場所で学習をすることです。時間はもちろん、自分の都合の良い時間でかまいません。場所も、自宅やカフェ、図書館などどこでも良いです。
決まった時間に決まった場所で学習することにより、その時間・場所へ行けば自然と学習の体勢が整い、学習に集中しやすくなります。
疑問点を残さない
通信講座で公認会計士試験の学習をすすめるうえで、疑問点を残さないことも大きなポイントだといえます。疑問点を残したまま先へ進むと、わからないことがどんどん増えてしまう可能性があるからです。
教室での受講なら、わからないことは目の前にいる講師にすぐに聞くことができます。しかし、通信講座では目の前に講師がいないため、疑問点をついそのままにしてしまいがちといえます。
疑問点を解消するためには、通信講座のフォロー制度を活用しましょう。それぞれの通信講座により異なるものの、通信講座は必ず、
- 来校して講師に直接質問する
- ZOOMなどを利用してオンラインで質問する
- メールで質問する
などのフォロー体制を設けています。通信講座のフォロー体制は事前によく確認し、必要に応じて活用しましょう。
また、通信講座によってはスクーリング制度を設けていることもあります。来校し、ほかの受講者といっしょに講義や模試を受けられるスクーリング制度は、モチベーションのアップにもつながります。
集中するための方法を見つける
通信講座では、集中するための方法を見つけることも重要な課題です。
教室での受講や自習室での学習なら、ほかにも一緒に学習している人がいるため、自然に集中しやすいです。しかし、自宅やカフェなど、ほかに学習している人がいない場所では、学習に集中するには工夫が必要となってきます。
学習に集中するための方法について、以下にいくつかの例をご紹介します。
学習に強弱をつける
強度の高い学習をつづけると、疲れて休憩が必要です。しかし、下手に休憩してしまえば、モチベーションが低下して学習を再開できなくなることもあります。その場合、休憩のかわりに単純な計算など、強度の低い学習をしてみましょう。それによって脳が休まり、強度の高い学習にふたたび取り組みやすくなります。
「5のルール」を実践する
モチベーションを維持するための方法として「5のルール」と呼ばれるものがあります。5つのルールとは、たとえば「教科書の勉強をやめたくなったらあと5ページだけ読んでみる」「問題集の勉強をやめたくなったらあと5問だけ解いてみる」などのことです。このルールで小さな成功体験を積むことで、忍耐力が養われます。
自分に合った息抜きの方法を見つける
自分に合った息抜きの方法を見つけることも必要です。集中するためには、やはり息抜きも必要だからです。長期にわたることになる公認会計士試験の学習は、うまく息抜きしていかないと継続が困難です。息抜きの方法は「ジョキングをする」「ゲームをする」「食事や買物にでかける」「好きな音楽を聞く」など、自分に合ったものなら何でも良いです。うまく息抜きしながら、集中力を継続しましょう。