通学
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ここでは公認会計士の講座を通学で受講するメリット・デメリットや体験者の声などを紹介しています。
公認会計士試験合格のためのスクール通学
公認会計士の予備校、あるいは専門学校と呼ばれるスクールに通学する場合、大きく分けると1~1年半程度の短期集中型コースと、2年前後の通学を要する長めのコースがあります。
短期集中型の中には短答式に特化したコースもあり、まず短答式に短期合格を果たして改めて論文式に挑むというものです。
短期型の勉強時間は、基本的に平日フルタイムの通学になるため、受講期間中は学生としてすべて公認会計士の勉強に費やせないと継続するのは難しくなります。
長めの期間に設定されているコースでは学生のダブルスクールや社会人の受験生向けに長めに期間が設定され、平日夜間や土日コースもあるのでじっくり取り組むことができます。
公認会計士の予備校で勉強するメリット
公認会計士の予備校に通学することのメリットは、主に以下の4つです。
- 専門講師から直接指導を受けることができる
- 時間割にそって計画的に学習できる
- 直接疑問や質問をぶつけその場で解決できる
- 同じ目標を持った仲間と出会うことでモチベーションが維持できる
公認会計士の予備校で勉強するデメリット
公認会計士の予備校に通学することのデメリットは、主に以下の3つです。
- 移動時間も含めて拘束時間が長いので働きながら通うのは負担になる
- 自分都合で予定が組めないので授業についていけなくなる不安がある
- 受講料や交通費などトータルコストが高くなる
通学はこんな人に向いている
時間の調整がしやすい学生や公認会計士の勉強に専念できる環境にある人に向いています。独学でモチベーションが維持できなかったり、自分で決めても計画通り学習が進められない性格の人は時間が決められていて、同士と励まし合いながら勉強できるのでおすすめです。
通学でメリットを感じた体験者の声
Hさん(20代 男性 大学生)
大学2年の時から公認会計士になることを志望し簿記2級までは独学だったのですが、1級からスクールの講座を受講しました。通学してわかったことは簿記2級を持っていても、知っておくべき知識が完全に身についているとは限らないことです。
講師が要求するレベルが高く、独学の限界を感じました。また他の受験生と交流することで勉強面だけでなく精神面でも支えられることも多く、もっと早く受講していればよかったと思いました。
Aさん(20代 女性 大学生)
私は専門スクールで公認会計士の講座を受講していましたが、それ以外の時間も勉強する時は自宅ではなく自習室に通うというルールを決めていました。というのも定期的に学習することを習慣化したかったからです。
それに自習室で勉強しているとわからない問題があってもすぐに講師のところに行って質問できるというメリットがあります。また同じ目標を持った友人がいるので周囲に刺激されて集中できるのもよいと思いました。
Nさん(20代 女性 社会人)
公認会計士の専門スクールに通学してよかったと思えるのは友達ができやすくて、講師の方との距離が近くて質問がしやすかったことです。
受験生同士だとぼんやりとしか解決できないことも講師がいて教えてくれると安心感が全く違います。講師もわからないようなことだったらあまり重要でないと判断もできますし、効率がよいと思います。