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5基礎編:暗記なくして合格なし。暗唱で知識を定着させる勉強法

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ここでは公認会計士試験対策として暗記を使った効率的な勉強法について解説しています。

暗唱の基本パターン

言うまでもなく公認会計士試験は答案だけが採点対象となります。いかに自分の実力を答案に表現できるかが合格・不合格を決めることになります。

この「答案に表現」するために効果的な方法が暗唱です。その内容によって次の4つに分けることができます。

  1. 基本暗唱
    自分で読んだテキストの内容を憶えてその場で復唱することを言います。一字一句間違いなくという意味ではなく要点がしっかり押さえられて内容に誤りがなければ問題ありません。
  2. 定義暗唱
    科目ごとに重要と考えられる専門用語についてその定義をそのまま暗唱することを言います。
  3. 解答暗唱
    答練やテキストの問題に対する解答部分を暗唱することを言います。通常の答練では答案用紙に書くことが一般的ですが、暗唱することにより数多くこなせるので効率的です。
  4. マスター暗唱
    大きなテーマや論点について自分が覚えていることを話すことを言います。1人でもできますが、グループで行うとお互いの不足している部分が明確になってより効果的です。

暗唱は「答案に表現」するための通過点

暗記や暗唱で公認会計士の勉強をして本当に実力がつくのか、応用問題に対応できるのかと疑問を持つ人が少なからずいます。

ここで誤解してほしくないのは暗記や暗唱は「答案に表現」するための通過点であって決して終着点ではないと言うことです。

暗唱を徹底するということは記憶の曖昧さを排除して正確な知識や考えを定着させる意味があります。

暗記・暗唱するのは理解につながらないと考えている人がいるようですが、少なくても覚えるべき文章がどんな意味なのかを理解していなければ正確に暗記することは困難です。

またテキストの内容や問題の解答は誤った情報は一切入っていません。よくわからないうちから自分なりの解釈で覚えていると間違えた情報をインプットしてしまう可能性があるのです。

そして基本論点を正確に把握して暗唱を繰り返すことによって基礎力をつけることができるようになり、それがやがて応用力に変わっていくのです。

参考文献:石井和人(2012)「公認会計士試験非常識合格法」すばる舎.

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