1導入編:やる気が出ない時は、5秒で動き出す勉強法
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ここでは公認会計士の試験勉強でやる気が出なくなった際に効果的な対処法について紹介しています。
やる気が出るまで待っても始まらない
公認会計士の試験勉強に限らず、人は何かをしようと思っていてもどうしてもやる気が出ずに前に進まないことがあります。
やる気スイッチが入ったら始めようと思っていたら、結局その後もスイッチが入ることなく1日が終わってしまったというような経験をしたことはないでしょうか。
このような場合は、自分でやらない理由を考えてしまいがちです。かなり以前に“ダイエットは明日から~♪”と言ってケーキを食べるCMが話題になったことがありましたが、やる気が出ないとはまさにそのことです。
人間は本能的に居心地の良い場所に留まってしまう傾向があります。何かを始めたいと思っても脳がブレーキをかけてしまうというのです。その後に言い訳を考えるというわけです。
つまりやる気が出たら始めようと思っていると、いつまで経っても始められないということになります。
公認会計士の勉強自体が心地よいものであれば状況は変わるのかもしれませんが、多くの人は勉強は自分にとっては辛い作業と考えているので、そのままでは改善されることはありません。
考える前に行動に移すことが重要
やる気が出ないのは仕方がないと諦めることはありません。実はブレーキをかけずにやる気を出す方法があります。
それは考える前にまず行動に移すことです。つまり脳がブレーキをかける前に始めてしまうということです。
何かを思いついてブレーキがかかるまでの時間は5秒と言われています。とにかく机に座って勉強に取り掛かってしまえばと、その後は苦になることもなくしばらく継続することができるでしょう。
アメリカでテレビ司会者を務めるメル・ロビンス氏はこのような現象を動画で「5秒ルール」として紹介し、現状維持をしてしまう脳の仕組みとそこから抜け出す方法を解説して多くの人にシェアされました。
朝起きた際にベッドが気持ちよくて出たくなくても、無理にでも起き上がって顔を洗っているうちに今日も1日がんばろうと思うことがあるでしょう。
公認会計士の勉強も同じです。やる気が最初にあるわけではなく、行動することで後からやる気がついてくるのです。