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公認会計士の年収はどれぐらい?

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公認会計士の資格取得を検討しているものの、年単位での勉強が必要となるため、かけた時間と労力に見合う収入を得られるのか気になっている人も多いでしょう。特に時間が限られている社会人にとっては、せっかく苦労して資格を取得したのに思うような年収を得られなかった、という結果は避けたいものです。

ここでは、気になる公認会計士の年収や生涯年収、資格の難易度に見合った年収が得られるのかどうかについて解説します。

公認会計士の平均年収

厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査(平成30年~令和2年)の職種別(企業規模1,000人以上)から平均値を算出したところ、公認会計士の平均年収は982万円でした。

一方で日本人全体の平均年収はどうかというと、国税庁が発表している令和2年の民間給与実態統計調査によれば、給与所得者の平均年収は433万円という結果に。公認会計士の平均年収と2倍以上の差があることから、公認会計士がいかに高収入な仕事であるかが分かります。

年齢別で見た公認会計士の平均年収は、次の通りです。

一般的な企業の場合、30代後半で1,000万円前後の年収を得られるケースはそう多くありません。また、公認会計士は男女間の収入格差も少なく、育休後に復職する人も多いため、女性でも高収入を期待できる働きやすい環境と言えるでしょう。

参照元:政府統計の総合窓口(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450091&tstat=000001011429)

参照元:国税庁(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2020.htm)

公認会計士の生涯年収

厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和2年)の職種、年齢階級、経験年数階級(企業規模10人以上)をもとに、22歳~60歳までの平均生涯年収を算出したところ、男性は3億5,111万円、女性が2億6,294万円という結果となりました。

男性と比べて女性の生涯年収が低い理由としては、出産・育児などで非常勤勤務や時短勤務を選んだことによるものと推測されます。

日本人全体の生涯年収はというと、国税庁の民間給与実態統計調査(令和2年)をもとに同じように生涯年収を算出した場合、男性が2億777万円、女性は1億2,018万円とのこと。男女ともに公認会計士の生涯年収が1億以上も上回る結果となっています。

資格の難易度に見合った年収が得られる?

公認会計士は難易度が非常に高い資格として知られ、合格するのに必要な勉強時間は3,000~5,000時間と言われています。まわりの同年代がプライベートを充実させていくなか、自分はプライベートの時間を捧げて何年も勉強に費やすことになるため、人によってはかけた時間や労力と年収が見合わないと感じることもあるでしょう。

ただ、一般的な会社員で年収1,000万円を超える人の割合がわずか4%なのに対し、公認会計士は30代後半で平均年収が1,000万円前後、と高収入な仕事であることは間違いありません。

さらに、早いうちに資格を取得して公認会計士として働くことができれば生涯年収も高くなるため、勉強に捧げた日々が収入として戻ってくることで満足感もおのずと高まっていくはずです。

まとめ

公認会計士は医師や弁護士と並ぶ三大国家資格の1つとしてあげられ、取得の難易度が非常に高い分、20代から平均年収以上の収入を期待できる仕事です。

また、公認会計士が多く働く監査法人では非常勤も採用しており、将来的に起業を目指している方や子育てと両立したい方など希望に合った働き方ができるのも魅力。高収入を目指したい方はもちろん、一定の収入を確保しながら自分のやりたいことを叶えたいという方にとっても目指す価値のある仕事と言えるでしょう。

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