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公認会計士に向いている人

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ここでは、公認会計士の向き不向きについてをまとめています。どのようなお仕事にも性格的な面で向き不向きがありますが、実際に向いているのか知っておくのも良いでしょう。

公認会計士に向いている性格

デジタル的に考えられる人

公認会計士のお仕事は、様々な数字を目にすることになります。数字に強い人は大前提ですが、数字に関しての検証するスキルも必要です。そのため、デジタル的な考えができる人が向いているといえます。

出てきた数字はミスが許されません。計算のミスに対して、例えわずかな誤差ではあっても「おかしい」と感じ、改善のために何が必要なのかを考えられる力が必須となります。「何となく」「そうかもしれない」などアナログ的な感覚ではなく、数字が正しいのかという点を考えられる思考であれば、公認会計士が向いていると考えて良いでしょう。

経済や経営にもある程度興味がある

公認会計士のお仕事は、ただ単に会計業務を行うだけではありません。会社の監査も兼ねているので、少なくともその会社がどのような業務を行っているのかなども把握しておいた方が良いでしょう。決して数字だけを見るのではなく、数字を通して経営、あるいはその先にある経済などに興味があれば、公認会計士のお仕事に対してのモチベーションも高まるはずです。自分自身のスキルアップにも繋がっていくでしょう。

直接教えてもらったわけではないにせよ、数字から企業が赤字なのか黒字なのか、どのような経営体質なのかを垣間見ることができます。それらを見て経済や経営面についても考慮できる人は、公認会計士が向いているでしょう。

正義感がある人

公認会計士のお仕事は、時に企業に対して毅然とした態度を取らなければならないこともあります。もしも会計に不正があった場合、例え相手が世間的な知名度の高い大企業であったとしても間違いを指摘しなければなりません。むしろ、その後に問題が露呈した場合、公認会計士の責任問題も追求されることになるでしょう。

相手企業に対してできる限り客観的に、かつ毅然とした態度を取ることが求められます。その点では「有名だから」「影響力があるから」と及び腰になってしまうのではなく、相手が誰であれ毅然とした態度を取る正義感もまた、公認会計士に求められるものです。

公認会計士に必要となるスキル

論理的思考

数字を扱うことになるので、感覚的なものではなく論理的思考が求められます。企業のミスを指摘する場合にも、「この数字がおかしいから~…」というように、数字を使っての指摘が求められます。感覚論ではなく、数字的なロジックでどのように考えられるのかこそ、公認会計士に求められるものです。

数字に強いのはもちろんですが、論理的思考が大前提です。「勘が働く」「何となくそんな気がする」など、個人の感覚では周りを説得できません。あくまでも論理的思考でロジカルに答えを導くことが大前提です。これまでも論理的思考を求められた際、感覚ではなく数字を扱うスキルがある人に公認会計士はピッタリと言えます。

リサーチ力

基本的に公認会計士のお仕事は会計業務ではありますが、一口に会計業務と言っても意味合いは異なります。業務、あるいは流行や世相によって変わるでしょう。その点を踏まえたうえで、「なぜそうなったのか」をリサーチする力も必要になります。既存の常識ばかりにとらわれるのではなく、時代の流れ・機微・ニーズの把握も求められるのがポイントです。

コンサルティング

公認会計士は会計業務に加えて、「問題改善のためのアドバイス」も求められます。監査業務は様々な数字をチェックしますが、数字を並べてみてみることにより、改めてどのような問題点があるのかを垣間見ることができるのではないでしょうか。

「この企業は問題があるのだな」で終えるのではなく、改善のためには何が必要なのかをアドバイスできる能力も、公認会計士には求められます。特に独立を考えている公認会計士であれば、営業力・コンサルタント力も必須スキルとして問われる部分です。

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公認会計士に向いていない人とは

公認会計士に向いていない人は大雑把で、かつ数字があまり得意ではない人です。公認会計士のお仕事は、数字が一つ、あるいは一桁違うだけで意味合いが大きく異なるのでミスが許されません。数字に強いのはもちろん正確性も求められるので、「少しくらいいいだろ」と感じてしまうような人は向いていないといえます。

また、ミスも許されない仕事なので、綿密なチェックも必須です。チェックが面倒という人もまた、向いていないでしょう。ただ、絶対になれないというわけではありません。勉強や計画次第で苦手は克服できますし、実際に対応してみることで心構えも変えられます。向いていないから諦めるのではなく、ではどうするべきかという方向で考えてみるのが良いでしょう。